日本の国内路線へチェックイするとき、やっぱり手荷物は機内持込にしたいですよね?
でも、12月から手荷物に関する大きさが各社統一されることになりました。今まで持ち込めたはずの荷物が今後は預けるケースがあると思いますのでチェックインの際には時間等にご注意くださいませ!

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定期航空協会会員会社および、非会員会社7社は12月1日から、国内線における機内持込手荷物のサイズを統一する。これまで、機内持込手荷物については航空会社各社や運航機材によって規定が分かれていたが混乱が生じるケースが増えてきたため、統一することで快適に利用してもらうねらいだ。

 定期航空協会によると、近年小型スーツケースの形状などが多様化し、規定サイズを超える手荷物が増加。この結果、手荷物受託に時間がかかり定時運航に影響をおよぼすケースが増えているという。ある航空会社では、2007年9月から2008年8月までの1年間で、こうした理由による定時出発の遅延が約130件発生した。

 定期航空協会では、定時運航が消費者にとってひとつのサービスであることから、わかりやすさを追求しサイズを統一することを決めた。旅行業界向けには日本旅行業協会(JATA)および全国旅行業協会(ANTA)を通じて会員各社に伝え、周知徹底を促す。8月26日には、羽田空港で各航空会社の客室乗務員らが手荷物サイズ統一に関する広報活動を展開しており、今後もこうした活動により周知をはかる方針だ。なお、新たな機内持込手荷物サイズ規定は下記の通り。

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