デュッセルドルフへの直行便就航のニュースはとても嬉しいです。

ディッセルドルフでは大きな皮革の展示会が開催されていて、1年に2回は添乗員として訪問していたので個人的にとても愛着がある街なのです。
良い思い出も、悪い思い出もたくさんある街です。

デュッセルドルフへグループで行く時は、だいたいフランクフルトから専用バスを仕立ててアウトバーンを通りホテルまで行きます。

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ある年の冬

いつものようにアウトバーンを走っていると、どうも私たちのバスがスピードに乗れずにいて遅いのです。
ドイツは丘陵地帯が多くバスだとスピードが出ないときが稀にあるのですが、それにしても遅い。
ドライバーに聞いても 『大丈夫だよ』 というばかりでしたが、そのうちに大型トレーラーにも追い越される始末。。。

これはマズイな・・・
と思った瞬間、フロントガラス越しに 「シュワシュワシュワシュワ~~~」 と白い煙が充満してバスはストップ・・・ 私の頭の中も真っ白です。
幸い、すぐそばにパーキングエリアがあったので避難は出来ましたが、結局、オーバーヒートでバスは動けなくなってしまいました。

季節は真冬で雪もうっすら積もっています。
まわりは森で木しかありません。
しかも夜も遅い時間で真っ暗闇。

エンジンは冷やすために切らなければなりません。
つまり、暖房はありません。
外はとても寒くて氷点下です。
そして、お客様からの冷たい視線が背中に突き刺さるバスの車内はもっと寒いです。。。

結局、エンジンは復活せず、ロードサービスにタクシーを呼んでもらうように依頼しました。
『早く来い!早く来い!』 と念じていた私にとっては、とてつもなく長ーーーく感じられていました。

たぶん20分ほどしてからでしょうか。。。

我々のバスの後方が少しずつ明るくなってきました!
待望のメルセデスのタクシー軍団がやってきたのです!
お互いのヘッドライトに照らし出されて闇に浮かび上がったタクシー軍団には、まさに後光が差していたのです!!

降りてきた大柄なドライバーたちが 『待たせたな』 とひとこと。
もう私には彼らが6人の天使にしか見えませんでした。。。

そう、私にとって、デュッセルドルフは 『太った天使』 の住む街なのです!

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