『世界で最も有名な豪華客船』 の名をほしいままにしてきた クイーン・エリザベスⅡ号

19世紀より語り継がれてきた数々の伝説や賞賛と共に洋上の女王に間もなくピリオドが打たれます

 

2008年秋にクルーザーとしての役目を終えて、ドバイでシップホテルに生まれ変わるQE2が最期の日本寄港を2008年3月19日に行いました。大阪・天保山にて船内見学会に行くチャンスがありましたので、ちょっと拝見してきました!

 40周年を昨年迎えたQE2、オーシャンライナーの黄金時代の船って一体どうなってるんだろう・・・ 期待を秘めていざ乗船です!

3月19日 QE2の別れを惜しむかのようにあいにく大阪港の天候は雨でしたが、地下鉄の駅を降りるとすぐに QE2 の姿が飛び込んできました

 

処女航海は1969年5月。いいたくないけど同い年。翌年の70年6月には大西洋横断(西回り航路)を3日と20時間42分で渡ったオーシャンライナーとしての記録を樹立したそうです

 40年も前に建造された船ですが、やっぱりデカイ!!

 QE2 大阪

CUNARD の赤文字がなければ普通のビルかと思えますね 

近くのお土産屋さんには人だかり・・・ 乗客かな?船員さんかな?

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さぁ、以外に甘かったセキュリティーゲートを抜けて港内に入り QE2を目の前にします。黒と白のシンプルな塗装が気品があってかっこいいですね~

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二度と掲げられることがないであろう日本の国旗

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いざっ、船内へ・・・ 

この先には、飛行機へ搭乗する時と同じようなセキュリティーゲートがあります。

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さあ、あのQE2へ乗り込みます。

2デッキにある 『MIDSHIP LOBBY』 

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階段を使って階上へ 左はエリザベス女王(?)の肖像画 & なぜか・・・

右下の写真には、船の絵が。このQE2には、とにかく歴代の船の模型と写真がそこかしこに飾ってあります。

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伝統的でエレガントな雰囲気のなかで世界の美食を~ がフレーズの

『Caronia Restaurant』

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『CHART ROOM』

バーです。カウンターの向こうにオーシャンライナー時代の海図があり、タイタニックポイントをバーテンさんが教えてくれるそうです

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『QUEENS FLOOR』

ダンスホールです。こちらにも女王様が鎮座されてます

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『THE LIDO』 レストラン

いつ何時でも使える(感じの・・・)気軽なバッフェスタイルのレストラン

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『YACHT CLUB』 船尾にあるラウンジ

昔、ガラスのピアノがあったそうですが悪天候の航海のときの荒波によって・・・

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『GRAND LOUNGE』 昔の音響照明設備ながら、重厚なつくりで歴史を感じされてくれます

階上はプロムナードになってますね

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『GOLDEN LION PUB』

伝統的なイギリスのパブでお料理とビールを・・・ いいですねぇ~

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『CASINO』

外国船のクルーザーといえば、やっぱりこちら!

カジノ繋がりでしょうか・・・ デ・ニーロさんとジョー・ペシさんがいらっしゃいました!

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『THEATRE』 

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『PRINCESS GRILL』

王侯貴族のようなダイニング体験を~ がフレーズの上から2番目のレストラン

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そして、QE2最高峰のダイニングが 『QUEENS GRILL』 なのですが、残念ながら見学することができず。。。

 『CRYSTAL BAR』

QE2

さぁ、本日のメインでありまするランチの試食会場の 

『MAURETANIA RESTAURANT』 へ到着~

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本日のコースは・・・

『APPETIZERS』

Tartare and Rillette of Salmon, Cucumber & Sweet Chile Relish, Chive Oil

  – or-

Wild Mushroom Bisque

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『MAIN COURSES』

Pan Seared Lemon Sole, Etuve of Tomatoes, Baby Shrimps & Spring Onions, Whipped Potatoes

   -or-

Medallion of Beef Tenderloin, Roasted Shallot Marmalade, Burgundy & Stilton Glaze, Parisienne Potatoe 隣の人のを撮らせていただきまして・・・

   -or-

Roasted Vegetable Tart Tatin, Goat Cheese Bavarois, Sun-Dried Tomato Confit

ランチで3つの中から選べるなんて・・・

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『DESSERT』

White Chocolate, Date and Walnut Bread & Butter Pudding, Caramel Sauce, Macerated Strawberries

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もちろん美味しかったぁ~です・・・

QE2

最後はもちろん English Tea で締め!

でも、もしロングクルーズに乗船したとすると、毎日がこの食事に+お酒が入って・・・ 確実に体重が増えることになりますな~

 

このあとは、しばらく船内を歩いてみましょう

QE2

なが~い廊下を歩きましょう。この時点でどっちが船首で船尾か・・・ もうわかりません

QE2

手振れが酷くてスミマセン。エレベーターですが、注目はその横にあるフロア案内です。現在のフロアは ONE DECK ですが、階下は TWO DECK  THREE DECK  と下に行けばいくほど数字が大きくなるのは、今の船とは逆ですね

QE2

SHOP と BUSINESS CENTRE と INFORMATIONS にあった今日の催し物の案内

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前述のとおり、QE2の中には昔に名を馳せたキュナードの船の模型がそこかしこに置かれています。かなり精巧に作られていました

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アッパーデッキには、サロンがありアルコールやカードゲームやチェスを楽しむスペースになっているようです。タバコが吸えるように灰皿が多く置いてあることはちょっと意外でしたね。まだ大丈夫なのですね~

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さぁ、間もなく下船の時間です。最後に・・・

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ここも大事なチェックポイントです!きっと1日に何回も清掃が入ることでしょう。たいへんきれいな状態でした。しかし・・・便器の位置高すぎです!!

 さあ、QE2 とお別れです。

QE2

短い時間の内覧会でしたが、至るところに世界有数の豪華客船と呼ばれている理由が伺えるのは、やっぱりさすがですね。廊下の絨毯や木の壁、ソファなどはどれも重厚で本物を使っています。

客室内は、もっと凄いことになっていることでしょう。それは、是非本物に乗船してご自身でお試しくださいませ

お問合せ ご予約のお申込は、リバティヒルバケーションまで是非どうぞ!

お待ちしてございます

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