「最近の空港は、実際、どうなの?」
2021年2月9日現在、海外へ渡航するためには、沢山の事前準備が必要です。
渡航先国の査証(ビザ)の取得だったり、PCR検査の陰性証明書だったり、渡航先国入国後に一定期間隔離されるためのホテルの手配だったり etc etc ・・・
「とりあえず、パスポートだけ持って空港に行けば何とかなる!(?)」という、以前のようにお気軽・簡単な時代は、夢のまた夢ですね。
COVID-19に関する情報や各国大使館等の発出する渡航制限は、それなりにネットで調べれば出てきますが、実際、移動の際の空港ではどうなのでしょうか?
弊社のお客様の帰国時のご体験をもとに、ご紹介させていただきましょう。
▶ 日 時 : 2021年1月23日(土)
▶ フライト : 高雄(台湾)✈ 成田 日本航空812便
<高雄国際空港 出発>
(事前に準備するもの)
*PCR検査の陰性証明書(滞在国出国72時間前以降の発行)*
高雄国際空港 出発フロア にてJALへチェックイン
空港内のコンビニエンスストア 一般人は店内に入れず、店外でお勘定します。
出国審査を終了。ゲートへ向う途中の免税店はオープン
日本の航空機が到着していて、ひと安心。
ボーイング767でおよそ250名程度乗れる機材に、8名の搭乗客。客室乗務員の方が多い。
<成田国際空港 到着>
(事前に準備するもの)
*台湾で取得したPCR検査の陰性証明書*
渡航先でPCR検査が受診できなくても、日本への入国は可能です。
但し、その場合には強制隔離の対象となり、入国後3日目(到着日含まず)にPCR検査を受診することになります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
*質問票web *
健康状態や渡航歴を確認します。検疫到着前までにご準備ください。
https://www.ru.emb-japan.go.jp/qr-code.pdf
すべての入国者(帰国者含)は、検疫で抗原検査を行います。
降機後、沢山の椅子が用意されている検査会場に誘導されて、順次、唾液を採取します。
さらに、この検疫所で配布される誓約書に記入し、係官へ提出します。
https://www.mhlw.go.jp/content/000732521.pdf
(厚生労働省 成田空港検疫所 抗原検査の紹介動画) せっかく動画作るのなら、もう少しなんか・・・
検体採取後、別の待機所へ案内されて、こちらで検査の判定結果を待ちます。
陰性と確認が取れましたら、入国審査を経て、到着ロビーへ!
成田国際空港 第二ターミナル到着フロア 誰もいない21:30頃。
幸い、到着便が混み合っていなかったこともあり、検疫所のPCR検査と入国審査は約90分で完了。
晴れて入国しても、14日間は自主待機期間として、公共交通機関の利用ができません!
今回のお客様は、弊社の手配した成田空港周辺のホテルで1泊されました。
この場合、帰国者の方は、ホテル運行のシャトルバスではなく、成田空港検疫が用意するホテル巡回バスにご乗車いただきます。
https://www.forth.go.jp/keneki/narita/202009_hotel_bus.pdf
空港の周辺のホテルまで、成田検疫が運行する巡回バスに乗車。乗客は他にいない。
お客様は、翌朝、ホテルから徒歩数分のレンタカー会社の営業所へウオークイン。
そのままレンタカーにて、ご帰宅されて、14日間の自主待機に入られました。
検査に始まり検査に終わる、長らくの移動、本当にお疲れ様でございました!
***
日本を含む、各国の検疫&出入国の情報は、日々変更される可能性がございます。
最新の情報をご入手くださるよう、お願い申し上げます。
ご参考までに・・・