各国に先立って、厳しい入国制限を行い、日本と違ってコロナ対策を成功させていた、お隣の国・台湾。
しかし、ここにきて残念ながら、台湾国内でも変異株が流行しているようです。
*5月19日発表 この日の感染者は267人。

残念ながら、台湾への渡航制限が設けられることが発表されています。
ポイントは、以下の通りです。

【新規査証申請受理の停止】

2021年5月18日から6月18日の期間中
「特別入境許可」を含んだ停留査証、居留査証などは発給されません。
*人道的緊急性を要する場合の特別案件許可証申請は除く。

【入境禁止】
2021年5月19日から6月18日の期間中
有効な「居留証」を持たない外国籍の入国を一切禁止です。
*緊急または人道的援助に携わる事由等の「特別案件許可証」所持者は除く。
*台湾国内でのトランジットは一時停止です。

詳細は関しては、こちらをご参照ください。

台湾駐日経済文化代表処
https://www.roc-taiwan.org/jpyok_ja/post/8637.html

公益財団法人 日本台湾交流協会
https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=2289&dispmid=5287

いずれの期間も、今後の台湾国内の感染・執行状況によって随時調整されます。
台湾へ渡航される予定の方は、日々、最新情報の更新にご注意くださるよう、お願い申し上げます。

***

今から、およそ1か月くらい前の台湾は、一日当たりの感染者も一桁で推移して、この先、入境制限を段階的に緩和する話になっていました。
また、お互いの国の渡航制限の一部を排除して観光旅行を実施しやすくする施策「トラベルバブル」をパラオと制定し、実際に100名規模の団体客のツアーを実施していた台湾ですが・・・
今回は、国際航空便のパイロットが感染源となってしまったと言われています。

外国籍の方が、入国後に安全に滞在できる防疫ホテル、空港から防疫ホテルまでの移動専用の防疫タクシー等、日本とは比較にならないくらい、早期に、徹底した防疫システムを運用していた台湾でも、水際対策は難しいのですね・・・

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