日本の「ワクチン接種証明書」の発行が開始されてから、間もなく1か月が経ちます。

海外諸国では、いわゆる「ワクチンパスポート」と呼ばれているもので、海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書になり、当分の間、海外渡航予定者の方を対象にしています。
現況では、使用可能となる対象国・地域は、なかなか思うようには増えていないようです。

さて、この日本のワクチン接種証明書が、渡航先国で公認されていると・・・
※日本出発前のPCR検査等の陰性証明書の取得が必要ない場合がある。
※渡航先国で有効となるワクチン接種済み証明書、または、それに代わる書類の発行請求に使用可能になる場合がある。
etc
訪問国によって有効条件やメリットの有無は異なりますが、利用価値が高い可能性がございます。
今後、ワクチン接種証明書は海外渡航の必需品となりそうです。

▶ 海外渡航用・新型コロナワクチン接種証明書について(厚労省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html#attention
*必ず、各市区町村のHPをご参照ください。
*申請書は各市区町村で用意されています(ダウンロード可)
*各市町村の指定窓口、または、郵送での申請が可能です。なお、市町村によっては、受付は郵送のみの場合があるようですのでご注意ください。

▶ ワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧はこちら!(外務省HP)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html
*使用可能国は、随時更新されます。必ず最新情報をご確認下さい

注意点は・・・

♪ 日本が発行するこのワクチン接種証明書が、渡航先国の防疫緩和等が認められる書類に該当するかどうかは、ご出発前に必ず確認が必要です。
♪ 海外等でワクチンを接種した場合は対象にはなりません。

多くの諸外国のワクチンパスポートは、スマートフォン等で使用できるようにデータ化したものやQRコード付きのものとなっています!
日本のワクチンパスポートは、紙ベースからのスタートですね!
「とりあえず発行した・・・」という感じでしょうか?
フランスやニューヨークは、世界に先駆けて、一般生活においてワクチン接種証明書の提示を求める政策を開始しています。
他国・他地域も追随する可能性がありますので、引き続き、日本のワクチン接種証明書の有効国を広げて、利用価値を高めてほしいものですね。

これからのコロナ禍時代の海外旅行の流れとしては・・・
ワクチンパスポート、各国の検疫が求める個人情報、陰性証明書など、各国の出入国時に求められている書類やデータを専用アプリに集約し、デジタル一元化しようとしています。
世界的に3~4つのアプリ「VeriFLY」「CommonPass」「IATA Travel Pass」が既に開発されていて、試験運用どころか、欧州の一部の国では、すでに使用が始まっています。
また、これも成田空港・羽田空港では一部航空会社で導入され始めましたが、近い将来、航空会社へのチェックインや出国の際の「顔認証」も、一連のシステムの加わりますので、空港では、ホントに人との接触が少なくなると思います。

一日も早く、安心・安全・手続き簡単な海外旅行ができるようになるといいですね!

おすすめ: