みなさまは海外旅行のときに海外旅行傷害保険に加入されていますか?

クレジットカードに付帯されている旅行保険があるからダイジョーブ!と言われる方も多いと思いますが、では、クレジットカードの保険金額をご存知でしょうか?一度、是非カード会社に連絡をして確認されることをお勧めします。意外に金額が少ないケースもあるようです。

なるべく個別に海外旅行傷害保険にはご加入されることをお勧めいたします。

ジェイアイ傷害火災保険がまとめた海外旅行でのトラブルに関する資料によると、保険金の支払い項目で最も利用割合が多いのは「治療・救援費用」で、全体の45.2%を占めた。治療・救援費用は高額になるケースが多く、08年度の実績では300万円以上の重大事故は61件。そのうち、1000万円を超えるケースが10件で、前年度の3件よりも増加している。

 高額事故の症状別では疾病が35件で傷害の26件よりも多い。特に脳疾患が9件で最も多く、08年度ではスロベニアで観光中に意識を失い、脳内出血となった事故が約3700万円で最高額となった。ジェイアイでは「長期入院や専門的な手術が必要であり、海外での長期入院に精神的、物理的に耐えられないことから、完治しない段階で日本への医療搬送をするため、全体的に高額になる」としている。

 一方、支払い項目を地域別でみると、アメリカ・カナダでの治療・救援費用は57.3%、アジアは71.7%で、それぞれ1位となっているが、ヨーロッパは33.3%で2番目に多い。ヨーロッパの1位は携行品損害で43.4%となっており、スリや置き引き被害の多いことで他の地域よりも割合が高くなったとしている。

 なお、全体の2位の支払い項目は、携行品損害で35.7%、3位は旅行事故緊急費用で14.2%となっている。

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