たくさんの観光地を抱えるフランス。

なかでもパリから1日オプショナルツアーなどで気軽に行くことができる 世界遺産 『モンサンミッシェル』 は日本人観光客にとても人気があり、訪れたことのある方も多いのではないでしょうか?

モンサンミッシェル

 

 

 

 

 

その 『モンサンミッシェル』 が、いま大きく変化しようとしているらしいです!

ノルマンディー地方の南部に位置し、ブルターニュとの境に近いタラソテラピーでも有名なサン・マロ湾に浮か小さな島の上にモンサンミッシェル(修道院)はあります。
このサン・マロ湾は潮の干満の差が激しいことでも有名で、潮が引いたときにできる “道” によって大陸と繋がっていました。潮の満ちるその時速は約30㌔にもなると言われ、昔の巡礼者は死を覚悟して自然にできた道を渡りモンサンミッシェルへ渡ったといわれていました。
1877年に対岸との間に堤防が作られて、潮の満干に関係なくいつでもモンサンミッシェルへ渡れる現在の形になり、今では年間約300万人もの観光客が訪れる世界的な観光地になったのです。

しかし!

デメリットとしては、潮の流れを堰き止めてしまったために、以来約2メートルもの砂が堆積してしまい、潮が満ちてこなくなるだろう・・・

結果!!

中世期の景観を取り戻すべく、今年2009年には堤防を撤去工事を開始。
2010年から2012年には新たな橋を架ける・・・ というではありませんか!

 
せっかくの美しい世界遺産に橋という人工物を架けるというのは、仕方がない理由があるのかもしれませんが、見苦しくてなんて勿体無いですねぇ~。
例えて言うなら、 “安芸の宮島にゆりかもめを通す・・・” なんて愚行は誰もしないでしょう!(ちょっと違いますかね?) 残念!

708年から続く、美しい姿は今年が最後かもしれません。
モンサンミッシェルに行くなら、今のうちです!!

≪1泊2日のお泊りコースがお薦めです≫

パリからはオプショナルツアーへ参加して訪れる方が多いのですが、実は列車とバスを乗り継いで個人でも簡単に行くことができます。TGVを利用すればパリ・モンパルナス駅よりレンヌ駅まで約2時間。そこからモンサンミッシェル行きのバスに乗り換えて約80分です。
また、モンサンミッシェルには是非お泊りコースでスケジュールを考えましょう!ライトアップされた修道院は・・・ きっと旅のハイライトになることでしょう!

 

旅のご相談は リバティヒルバケーションまで いつでもどうぞ!!

 

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