昨日の報道にありましたように デルタ航空 が ノースウエスト航空 を買収する形で経営統合することになったようです。世界の航空会社の輸送力ランキング第3位と第8位の合併で、現世界1位のアメリカン航空をあっさり抜いて、堂々世界一位のデルタ航空が誕生いたしました。

 一時は、東京からアトランタ、ポートランド、ロサンゼルスへ就航し名古屋からもフライトがあったデルタ航空。現在の日本線は成田~アトランタ線のみですが、アジア各国へ路線を持つノースウエストとの合併は、日本発着線はもちろんのこと、デルタにとってはアジア全体への波及効果が大きいのではないでしょうか?(強力な以遠権を行使してますからねぇ・・・)

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 デルタ航空(DL)とノースウエスト航空(NW)は4月14日、合併に合意した。DLはNWを株式交換方式で取得。交換比率は、NWの保有株1株につき、DLの1.25株となる。ただし、合併は規制当局による認可が前提条件となる。

 新会社の名称は「デルタ航空」で、DLのCEOであるリチャード・アンダーソン氏が新会社のCEOに就く。また、DL会長のダニエル・カープ氏が会長に、NWの会長であるロイ・ボストックが副会長に就任。本拠地をアトランタに置き、エグゼクティブ・オフィスはミネアポリス/セントポールに置く。役員の人数は13名で、そのうち7名がDL出身者となる。

 新会社のデルタ航空は800の航空機を有し、世界67ヶ国390都市に就航。年間収入が350億米ドル、従業員数は7万5000人の全米で最大、世界最大規模の航空会社となる。DLは米南部や北東部、大西洋、ラテンアメリカに、NWはアメリカ中西部、カナダ、太平洋に強みがあった。新会社のデルタ航空は合併により、路線網の強化のほか、燃油費やオープンスカイ下での競争力の強化に繋がると期待している。

 ノース

合併の承認には半年以上要するらしいです。。。

 

  

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