コロナ禍のなか、残念ながら海外へ行く機会がほとんど失われておりますが、現在、「燃油サーチャージ」がゼロの状態が続いています!
およそ3年半ぶりの燃油サーチャージ “ゼロ” になっています。
時期が時期だけに全く話題になっておりませんが、2020年6月から9月末の発券分まで、4か月連続の “ゼロ” が確定しております。
本来であれば、夏休みのご旅行に向けて、もろ手を挙げて大喜びするところですが、残念ながら、この好機を生かすこともできない状況です。
喜んでいるのは、活況の様子の航空貨物業界だけでしょうか。。。
燃油サーチャージは、航空会社によって設定が異なります。
一般的に、日系航空会社のものが参考になりますので、JALのレギュレーションをご紹介いたします。
(参考)
JALでは、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直しています。2020年4月から同年5月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり50.62米ドルでした。これに同期間の為替平均1米ドル108.53円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は6,000円を下回る5,494円となり、2020年6月から2020年7月に発券される航空券には燃油特別付加運賃を適用しません。
今年の4月発券分より、ZONE-Cから非適用に変わっていますので、例えば、欧州往復ではお一人様あたり約2万円分のご旅行費用が浮くことになります。
9月末日の発券分まで有効な処置になります。
燃油サーチャージゼロを生かせるよう、一日も早く、それぞれの国で安心&安全に海外渡航ができる環境が整うことを祈ります!