現在、4月から始まった新型コロナウィスルの第三波の真っただ中のタイ王国。
変異株の拡大で、更に2カ月間、全国的な非常事態宣言を延長し、7月末までとなっております。
この影響を受けて、日本政府に「変異株 B.1.617 指定国・地域」とされてしまい、6月4日からはタイ国からの入国者は日本の検疫が用意する施設で3日間の隔離となってしまいました。

このような状況下ではありますが、先日、タイ政府は、改めて「プーケットサンドボックスは、2021年7月1日に開始する」とアナウンスしました。

「プーケットサンドボックス」とは

タイ保健省が定めた低リスク・中リスク国からのワクチン接種済みの旅行者は、「隔離不要」でプーケットの観光が楽しめる!というものです。(諸条件あり)

まずは、プーケット島に住む人々へワクチンを集中投与。
島民の接種率を70%まで高めて、集団免疫を獲得。
島内の安全を確保します。
それから、ワクチン接種済みの外国人観光客を誘致しようというものです。

諸条件を見てみると・・・
~運用開始まで細部変更が生じる可能性があります!ご参考までとなさってください~

▶タイ公衆衛生省の低リスク・中リスク国からのワクチン接種者の旅行者であること。
直行便のみが有効とあるようですが、バンコクのスワンナプームでの乗継も一部有効という情報もあり。
▶到着日の14日前から1年前までにワクチン接種を完全に終えていること。
▶出発72時間以内に実施したPCR検査で、陰性を証明できる書類持参。
▶滞在中の予定を記載した「訪問計画」の提出。
▶タイ政府指定アプリ「Thailand Plus」をインストールして、滞在中の場所を共有/開示します。
▶入国後、5日目に再度PCR検査を受診。
陰性であれば、ピピ島など各種オプショナルツアー(日帰りのみ)への参加が認められます。
陽性であれば、病院へ強制隔離となります。


▶滞在期間が7日より短い場合は、プーケットからフライトのみで帰国。
それ以上の場合は、バンコクからのフライトも利用可能。
入国後、7泊のち(14泊のち、という話もあります)、バンコク等の国内他都市への州またぎの移動が可能になります。
この場合、移動の72時間前に指定のPCR検査を受診します。
▶すべての予約施設は、TATに認定された指定業者によるものとする。

などなど・・・

【プーケット】7/1以降 ワクチン接種完了の外国人観光客は隔離検疫不要

果たして、どこまで自由に島内観光ができるのか・・・
プーケットから他都市での移動の際、チェックポイントはどこなのか・・・
など、現時点でのルールが、よくわかりませんし、細部が変更/調整される可能性が高いと思います。

今後、スタートまでの1カ月間の様子を見ながら、決まるものと思います。
今のタイ国内の感染状況からすると、それなりの制限があると予想します。

アンダマン海の真珠、プーケット島。
隔離なしで訪問できるよう、安全&安心なディストネーションになることを祈ります。
詳細が判明次第、またご報告申し上げます。

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