いよいよ、東京でオリンピックが始まりました。

個人的に、楽しみにしたい種目の一つである『自転車・男子ロードレース』が、開会式翌日の7月24日にテレビ中継もなく、ひっそりと開催されました。

ツール・ド・フランス等のメジャーレースに参加しているような、ヨーロッパの第一線で活躍するビックネームの選手たちが日本に集まり、その日本で「本気」で走るのは、たぶん、歴史上初めてではないかと思えるくらいの豪華メンバーが、世界中からやってきています。(ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムは除いて)

コロナ禍でなければ、緊急事態宣言等がなければ、間違いなく観戦に行っていた種目ですが・・・
おとなしく、インターネット配信をずっと見ておりました。

慣れ親しんだ多摩地区をスタートして、相模原から道志道を通り、富士山麓、富士スピードウェイまで、244kmを6時間ちょっとで走ります。
東八道路、府中街道、是政橋など、実家へ帰るときに車で走る、何の変哲もない、あの都道をオリンピアンのロードレーサーが走る違和感がたまりません!
前週までの3週間、ツール・ド・フランスでフランス中の古城やぶどう畑、山岳地帯などを走り回っていた選手が、その7日後には、日本の原風景みたいなところを走っているのを見ただけで大興奮です!

東八道路でのパレード走行。顔見せでゆっくり走ります。

府中の大國魂神社の境内をパレード走行です。
2年前のツール・ド・フランスは、ルーブル美術館の敷地内を走ってましたから、驚きはありません。

見慣れた青い案内標識、郵便局、交番の看板の前を・・・

道路工事の看板も世界デビューです。

ヨーロッパならぶどう畑からの映像が基本ですが、日本だと「水田」からの映像になるのです!

ヨーロッパ大陸にも引けを取らない風景!ヒグラシ(セミ)の声が、日本らしくて大変良いBGMでした。

厳しいコース設定もあり、スリリングなレース展開で、ヨーロッパに負けないくらい大変楽しいロードレースでした。
新城選手も無事に完走!
本場、ベルギーの映像チームが撮影のオペレーションを行っていたそうで、世界に向けて、迫力のあるレースと日本の美しい風景を楽しんでもらえたと思います!

またやってくれないかな~

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