むかし、ドイツへ添乗によく行きました。冬のフランクフルトに春秋のデュッセルドルフ・・・。

この2都市には、日本航空のオフィスがあり、フランクフルト空港からデュッセルドルフのホテルを結ぶJALとANAの連絡バスもあり、日本食レストランも多く、そして ≪三越≫ がありました。ドイツにいながら日本を簡単に感じることのできる両都市でしたが、残念ながら三越の撤退が決まったようです。添乗中によく行ったものですが、確かにシーズンオフに行くと来店しているお客さんの数は少なかったように思います。無くなると聞くと寂しいですね~。

海外の日系のホテルが激減するなか、諸外国の日系百貨店も姿を消していくことになるのでしょうか?頑張ってほしいものですね!!

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は25日、三越がドイツでの百貨店事業から撤退すると発表した。09年9月末までに、フランクフルトやミュンヘンなどに出店している全3店を閉鎖し、その後、現地法人を清算する。

 三越がドイツに出店したのは1979年。現地に在留する日本人や、日本人旅行者の利用が多く、ピーク時には4店舗を構えていた。しかし、ユーロ高の影響などで来客数が伸び悩み、03年度から赤字が続いていたという。07年度は売上高約10億円、最終損益約1億円の赤字だった。

 また06年9月に百貨店を閉店した香港からも完全撤退するほか、物流子会社1社を清算することも決めている。

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