2020年

本年、最後の仕事はコロナ禍を象徴する業務の一つである「代理の査証申請&受領」でした。

新型コロナウィルスの影響で、どこの国へ行くのも困難になり、国ごとに様々な障壁が存在しています。
特に、アジアの国々では、コロナ陰性証明書等を必須とした、新規の査証(またはそれに準ずるもの)を取得しないと入国できないルール作りをしていることが多くなっています。

近年では、日本と相手国間で結ばれる「査証免除協定」拡大のお蔭で、査証の代理申請をすること自体が珍しく、これだけ一年間に大使館等へ行ったのは数十年振りでした。。。。
昔は、査証免除協定も少なくて、入国するには査証を要する国もまだ多く、査証申請の業務は新入社員や若手の仕事で誰もが通る道!
私も新人の頃には、韓国大使館、インド大使館、中国大使館、ブラジル大使館、台湾代表処、ニュージーランド大使館、オーストラリア大使館、アメリカ大使館等などにはよく行かされました!

なかでも、一番イヤだったのが英国大使館!!(当時です)

その時は、地下鉄半蔵門の駅から遠くて面倒というのもありましたが、なによりも、査証業務の窓口担当の方が怖くて怖くて・・・ (昔話です)

記載方法が間違っていたり書類が足らなかったりしようものなら、物凄く威圧感のあるベテラン女性から、いちいち怒られながら “ご指導” が入ればよいほうで、問答無用で「ハイ、これダメ! 次!」と言われることも。。。 (古い話です)

そんなことを思い起こしながら、本日は「台北駐日経済文化代表処」へ向います。

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、一日当たりの申請に限りがあり、要予約のため、なかなか申請もできない日々が続いています。

今日は09:00申請枠の2番ゲット!

東京の台北駐日経済文化代表処も、横浜領事館も、ものすごく親切丁寧に対応してくださいます。
さすが台湾!

これなら旅行業界の若手は、私のように大使館恐怖症になることはないでしょうね。
どこかの当時の大使館とはえらい違いです。

来年、2021年は、新型コロナウィルスの感染拡大に一定の歯止めがかかって、少しは海外渡航の障壁も取り除かれ、査証申請の数も減っていく傾向になることを心より祈ります。

今年一年、皆様には大変お世話になりまして、心より感謝申し上げます。

時節柄、ご多忙のこととは存じますが、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

来年も変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い致します。

皆様、良いお年をお迎えください。

リバティヒルバケーション
岩崎治幸

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