年始から、日本をはじめ、世界的に新型コロナウィルスが猛威を振るっている印象です。
各国ともに、変異種を警戒して入国や検疫に関しての制限・検査を一段と強化する旨を発表しています。しかしながら、その流れに逆らうような国も出てきています。

例えば、ドイツ!

2021年1月1日
ドイツ連保政府は日本を含む6か国(日本、豪州、ニュージーランド、シンガポール、タイ、韓国)に対する “入国制限措置” を解除しました。
1月1日から、日本からの渡航者(短期渡航者&長期滞在者)は、従前通り(事前の滞在許可の取得や出張理由書等の準備することなく)にドイツへ入国することが可能になりました。

また、ロベルトコッホ研究所が指定する「リスク地域」からの入国にあたっては、10日間の自宅隔離が義務付けられていますが、1月1日現在、日本は「リスク地域」に指定されていません。
よって、現在、日本からドイツへ渡航する際の入国・検疫に関しては、まったくの通常通りと言えます!!

でも・・・
残念ながら、ドイツは世界の感染者数で Top 10(延べ約180万人以上 1/8現在)にランクされる国です。
どういう基準?
大丈夫なのか??
と心配してしまいますね。

ただし・・・
*定期的に入国制限解除対象国を見直していますので、今後の日本の状況次第では変動します。
*入国後は、ドイツ国内措置に従い州ごとに設けられている行動制限を守らなければなりません。
非常に細かくルール作りされていますので、守るもの大変だと思います。

ドイツでは、毎年、多くのメッセ(見本市)が開催されています。
去年は、春以降、多くの見本市がキャンセルとなりましたが、今年はどうなるのでしょうか?
仮に、今後、日本が入国制限国の対象に戻ったとしても、本日現在、メッセ(見本市)へ参加するために商用で渡航する場合には、例外的措置として入国が可能となっているようです。
その場合は・・・
※出展者の方 → メッセ主催者からの出展確認書
※ビジターの方 → メッセ入場券及び(少なくとも出展者一社と)メッセ会場におけるビジネスアポイントメントを取得済みであることを証明する書類
をご準備ください。

2021年には、世界中から人と物が一堂に会するメッセ自体、無事に開催されるのかどうかは大きな疑問ですけど・・・
一日も早く、正常にご視察・ご訪問ができる世界になることをお祈り申し上げます。

資料)

在ドイツ日本国大使館
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#04bouekitaisakuD

ロベルト・コッホ研究所
https://www.rki.de/EN/Home/homepage_node.html;jsessionid=99346C5F9B559B66EBBABCF986E490A6.internet062

ドイツへ渡航される際には、最新の情報をご入手いただき、ご確認されることをお勧めいたします。

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