日本の「新たな水際対策の強化」が発表されると同時に、国土交通省からは、「変異株の流入阻止」を目的として、各航空会社に対して入国者数を制限するよう要請がありました。

入国者の上限を1日あたり2000名に設定するようです。
その結果、各航空会社には以下のような要請が発せられました。

※日本航空&全日空※

各社、1週間当たりの入国者を3,400人以下に制限。
つまり、1日あたりではおよそ485人までとなります。
もちろん、成田、羽田、関空などを合算しての数字です。

※外国の航空会社※

それぞれ、1便あたりの入国者は現在100名までに制限。
さらに、3月19日からは80名までに抑制されます。

1便あたりで換算すると、便数の多いJALやANAより、外国の航空会社の方が取扱人数が多くなるじゃん!?と思いますが・・・ そのような問題ではないみたいです。

この人数制限に伴い各航空会社は、今後、運航スケジュールの調整に入ると思われます。
特に、1週間の総数制限を受ける日本航空と全日空は、フライト数が多い分、調整のための減便や少ない設定発売席がすぐに満席になる確率が高くなると予想されます。

東京オリンピック2020の開催となれば、そろそろ4カ月前になりますので、関係者の方の動きも本格的に出てくる頃ですね。
今回、抑止して減らした入国枠は、そのままオリンピック関係者の皆様に充てられるのでしょうか?
オリンピック期間中とその前後は、仮に無観客開催でも多くの人が動くので、航空機の予約が混雑のため更に難しくなります。
それに加えて、今回の入国者数の制限の発出です。

急なご出張やご帰国便の日付変更など、航空座席の予約に影響が出ると思われます。
ご出張者の皆様には、渡航計画の際にはご注意ください。

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