日本の水際対策の強化に伴い、「日本へ帰国するとき、実際どうなの?」

以前よりは、少し厳しくなった日本の水際対策。
東アジア、東南アジア諸国と比較すると、まだ “優しい” 水際対策だと思いますが、実際、どうなのでしょうか?

2021年3月26日、弊社のお客様が、羽田空港第3ターミナルに到着された際の入国手続きに関するレポートをして下さったので、ご紹介させていただきましょう。

▶ 日  時 : 2021年3月26日(金)
▶ フライト : ジャカルタ(インドネシア) ✈ 羽田 全日空872便

<ジャカルタ スカルノハッタ空港 出発>

(事前に準備するもの)
*PCR検査の陰性証明書(滞在国出国72時間前以降の発行)*

早朝5:00のスカルノハッタ空港国際線ターミナル

人口2億7千万の国のゲートウェイでも、誰もいません…

前回は、沢山のインドネシア人の研修生らしき人々がいましたが、今日は約20名。ほぼ日本人客のみ。

<羽田国際空港 到着>

(事前に準備するもの)
*インドネシアで取得したPCR検査の陰性証明書*
必ず、陰性証明書が必要です。チェックイン時に航空会社へ提示できない場合は、搭乗することができません。

*総合案内*
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

*質問票web *
健康状態や渡航歴を確認します。検疫到着前までにご準備ください。
https://www.ru.emb-japan.go.jp/qr-code.pdf

*必要なアプリ一覧*
数種類のアプリを日本到着前までにインストールすることが推奨されています。
https://www.mhlw.go.jp/content/000752493.pdf

 

スムーズに降機した後の第一チェックポイントでは、質問票、健康カードの確認!

続いて唾液を使った抗原検査を行います

所定のラインまで唾液を溜めて提出します。人によっては時間がかかるかも

そんなときはコレ!

次は審査ブース。廊下各所に案内板があるので迷いません。

この日は、この書類審査場まで15分でした。列に並び順番待ち。その間に要求されているアプリのインストールチェックが行われます。

アプリインストールチェックシート。外国人スタッフの方が、確認後に “ハンコ” 押してくれます。

その後、順番となり、ブースで面談開始。e-mailとスカイプを実際に確認し、その他の書類をチェック。

インドネシア発行の陰性証明書は、ここで回収されました。

ゲート付近の検査会場から入国審査場方向へ向かい、抗原検査結果通知場所へ

検査場で搭乗者へ与えられた番号が、モニターに表示されます

405番!

無事に陰線の書類をもらい、ようやく無罪放免!

ターンテーブルには、乗客ごとの荷物が乗ったカートが既に用意されていました。こういうサービスはよいのですけどね・・・ANAは。

お客様は、ご家族のお迎えのお車でご帰宅されて、無事に14日間の自主待機に入られました。

検査に始まり検査に終わる、長らくの移動、本当にお疲れ様でございました!

もう間もなく、オリンピック開催に向けてたくさんの関係者が動き出す頃だと思いますが・・・
本当に無事に捌けるのか・・・ とても心配ですね。

***

日本を含む、世界各国の検疫&出入国の情報は、日々変更される可能性がございます。
最新の情報をご入手くださるよう、お願い申し上げます。

ご参考までに・・・

日本 21年3月19日より水際対策が強化されます!(Covid-19対応)

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