日本航空(JL)と全日空(NH)の年末年始(2009年12月25日~2010年1月5日)の日本発着国際線旅客便利用実績は、合計で提供座席数が0.7%減の70万551席と前年並みとなり、旅客数は7.2%減の57万9499名となった。このうち、JLの旅客数は11.8%減の40万2587名であったが、NHは8.7%増の17万6912名となり、明暗が別れた。ただし、利用率ではJLが8.9ポイント増の83.6%、NHが9.7ポイント増の80.7%といずれも大きく改善した。

 JLの方面別旅客数は、ハワイ、グアム、中国、東南アジアが減少幅を1桁台におさえた。一方で、韓国線は前年のブームの反動で23.0%減の5万3372名。ただし、提供座席数を27.3%減と絞っており、利用率は3.9ポイント増の91.1%と好調であった。また、アメリカ大陸、欧州、東南アジア、オセアニア、韓国、中国、台湾は前年の利用率からポイントが増加している。

 ANAグループの方面別旅客数では、北米、欧州、香港を含む中国、その他のアジアで前年を上回った。特にアジアは12.6%増の5万7632名となり、2桁増を記録した。また、全方面の利用率が9.7ポイント増の80.7%と好調で、こうして80%を越えたのは1986年の国際線定期便就航開始以来初めてだという。

※前年の数値は2008年12月26日から2009年1月4日までを年末年始期間としたもの。

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