最近、羽田空港をご利用してご帰国された方は、すでに実際にご利用なさった方も多いと思います。

入国審査場の左側には、白い機械が数台並んでいるのが、去年の暮れから導入が始まっている 『顔認証ゲート』 です。

IC旅券に記録されている顔の画像と顔認証ゲートのカメラで撮影された顔の画像とを照合して本人確認を行うという、スグレモノです。
先日、私も、羽田帰国時に入国審査場でしばらく眺めていましたが、有人カウンターよりも確かに早いです。
まさに『顔パス』状態なので、是非、利用したいシステムですが1点だけご注意ください。
通常、顔認証ゲートを利用したときは、パスポートに入国スタンプは押されませんが、なるべく入国スタンプを押してもらってください。顔認証ゲートの先のボックスに係員がいますので、要求すれば押してくれます。

パスポート上に入国スタンプがない場合の弊害として・・・

例えば・・・

現在、中国査証の申請の際、日本へ入国(帰国)したかどうかわからず、本来であればパスポートを含む書類提出だけで済む話が・・・
⇒ 大使館より「本当に帰国しているのか?」とご本人様の大使館への同行が求められています。
(最新の情報にてご確認ください)

これは、他の国の査証申請でも有り得る話だと思われます。

しばらくの間は、顔認証ゲートをご利用される方は、どうぞご留意ください。

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